インタースペース(2122)株主総会に行ってきた。

総会おじさんです。

今回はインタースペースの第18回定時株主総会に行ってきました。(2017/12/22)

せっかく参加したので総会で得た材料や投資判断についてまとめてみました。

是非ご参考にして下さい。

この活動の目的などはこちら→株主総会で投資の幅を広げよう

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1.インタースペースってどんな会社? 

1.1.事業概要

インタースペースは、「Win-Winをつくり、未来をつくる。」を経営理念に掲げ、アフェリエイトサービス『アクセストレード』提供している会社です。

主な事業は以下の通りです。

<インターネット広告事業>
アフィリエイトサービス『アクセストレード』、リアル店舗型アフィリエイトサービス『ストアフロントアフィリエイト(SFA)』、ネイティブ広告に対応したコンテンツレコメンデーションネットワーク『X-lift(クロスリフト)』などを提供しています。
この事業の売上高に占める割合は約97%となっているようです。

<メディア事業>
ママ向け総合情報サイト『ママスタジアム』、キュレーションメディア『ママスタセレクト』などを運営しています。
『ママスタジアム』は月間ユニークユーザー(延べ数)830万人、月間1.2億PVの規模となっているようです。

<海外事業>
インドネシア・タイ・ベトナムにおいて『アクセストレード』を展開しています。

1.2.業績推移

アフィリエイト市場の推移と共に、順調に拡大しています。

18/9月期は、売上高30,000百万円、営業利益1,150百万円、純利益690百万円を計画しています。

インタースペースHPより

2.総会について

2.1.主な内容

報告事項の主な内容は以下の通りです。

・17/9月期の業績は、売上高27,089百万円(前期比19.2%増)営業利益1,073百万円(前期比19.2%増)経常利益1,291百万円(前期比43.3%増)親会社に帰属する当期純利益804百万円(前期比48.4%増)となった。

・主にアクセストレードにおいてECカテゴリーやサービスカテゴリーの売り上げが大きく伸びた事により増収増益となった。

・コンテンツ、メディアの開発及び拡充、グローバル展開の推進に取り組む。

詳細は2017年定時株主総会招集通知をご覧下さい。

決議事項については全て可決でした。

事業説明会が総会後に開催されました。主な内容は以下の通りです。

・現在、国内・インドネシア・ベトナム・タイ・シンガポールの5ヶ国で展開しており、今後も広げていく。

アフィリエイト市場は2,450億円でネット広告の中の約20%。2020年には3,500億円まで拡大すると予想されている。

インターネット広告事業が売上の97%を占める

・アフィリエイトサービスのビジネスモデルは、成果があった時のみ報酬が発生するので広告主のリスクが少なくなるメリットがある。

・ママスタジアムは月間ユニークユーザー(延べ数)830万人、月間1.2億PV。ヘビーユーザーが多い。

・その他メディアもユーザー数が徐々に増えている状況。

・18/9月期は売上高300億円、営業利益11.5億円、純利益6.9億円を計画。17/9月期はファンドからの分配金が1.9億円あり一時的に経常利益・純利益が増えたため、18/9月期は経常利益・純利益が減少する。本業では増収増益。

・自社メディア開発・強化、東南アジア以外も含めたグローバル事業の強化、ママスタジアムなどでブランド系クライアント(認知度を上げるための広告)の獲得などに取り組んでいく。

詳細は平成29年9月期 決算説明会資料をご覧下さい。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.2.質疑応答

<株主総会での質問>

質問:株主数が少ないが、増やす努力は?
回答:流動性が高い株になるような施策について検討していきたい。決定した時点で報告する。

質問:東証一部上場は?
回答:私自身は、将来的に目指して行きたいと考えている。

質問:株主優待は?
回答:株主優待はサービスを使って頂くことにより会社を知ってもらい、株主数の増加に繋げるものと考えている。無形サービスを提供しているため、現状は見送っている。今後必要性があれば検討する。

質問:分割の予定は?
回答:流動性を高める事は重要と考えている。いつ実施するかというのは決定した時点での報告となる。

<事業説明会での質問>

質問:中期目標の具体的な数字は?
回答:出していない。インターネット業界は変化が激しい。社内的にはあるが対外的には出していない。

質問:ITP問題の影響は?対策は?
回答:iOSのsafariで成果をカウントする仕組みが使いづらくなった。対応できる仕組みは開発済み。導入を進めている。17/10月にリリース。1,300広告キャンペーン中300程度は導入完了。タグを埋め込む必要がありタグの配信は完了。18/3月までに対応できるようにしたい。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.3.注目材料

『アフィリエイト市場の拡大』
現在のアフィリエイト市場は2,450億円で、2020年には3,500億円まで拡大すると予想されているとの事でした。40%以上の拡大です。インタースペースはアフェリエイトによる売り上げが中心となっているので、業績の拡大に期待できそうです。

『ITPによる影響』
対応できる仕組みの開発は完了。現在導入中で、18/3月までに対応したいとの事でした。

ITPとは?
iOSの最新safariに搭載された、Cookieによるトラッキングを防止する機能(Intelligent Tracking Prevention)のこと。

2.4.お土産

お土産は、卓上カレンダーと帝国ホテルのFINANCIER(フィナンシェ)という焼菓子でした。焼菓子はすごく美味しかったです。

3.投資判断は?

3.1.株価水準

株価:2,144円(12/27終値)
EPS:102.46円、BPS:623.42円、配当:14円
PER:20.93倍、PBR:3.44倍、配当利回り:0.65%
ROE:16.44%、ROA:7.85%
※EPS等は会社予想を参照

PER20倍程度と高成長が期待されているわけでは無さそうです。

アフィリエイト市場の拡大(2020年には現在より約40%拡大)と共に業績が推移すると仮定し、直近の営業利益率約3.8%として計算すると、EPSは約145円となります。PER20倍で推移すると仮定すれば株価は約2,900円となります。

売上高27,754百万円×40%増×営業利益率3.8%×65%≒純利益1,010百万円

3.2.成長性

現在のアフィリエイト市場は2,450億円で2020年には3,500億円まで拡大すると予想されている事、売上のほとんどがアフィリエイト事業からという事を考えると、成長性は十分あるように思います。

ちなみに、これまでのインタースペースの業績は矢野経済研究所のアフィリエイト市場規模の推移にかなり近い形で推移しています。

3.3.まとめ

・アフィリエイト市場の拡大による成長性はある。

過去の業績はアフィリエイト市場の推移に近い形で推移している。

・市場の拡大と共に業績が推移するなら現在の株価は割安。

以上から考えると、保有を考えても面白いのではないでしょうか。

・他の総会情報はこちら→総会おじさんが行く


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