キューソー流通システム(9369)株主総会に行ってきた。

総会おじさんです。

今回はキューソー流通システムの第52回定時株主総会に行ってきました。(2018/2/22)

せっかく参加したので総会で得た材料や投資判断についてまとめてみました。

是非ご参考にして下さい。

この活動の目的などはこちら→株主総会で投資の幅を広げよう

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1.キューソー流通システムってどんな会社? 

1.1.事業概要

キューソー流通システムは、「人と食を笑顔で結びでいつも信頼される企業グループ」を経営理念に掲げ、主に食品物流を手掛けている会社です。
52年前にキューピー株式会社から独立し「キューピー倉庫株式会社」としてスタートしたとても歴史のある会社です。

キューソー流通システムHPより

主な事業は以下の通りです。

<共同物流事業>
全国共同配送、キューソースルー便(全国小口輸配送システム)、海外物流などのサービスを行っています。
共同配送とは、配送効率や環境負荷軽減のため、同じ納品先にそれぞれの企業(運送会社)がバラバラに納品に行くのではなく、一台のトラックで一緒に運ぶ事です。

<専用物流事業>
物流センター運営受託を中心に顧客の個別のニーズに応える物流サービスを行っています。

<関連事業>
車両や物流機器の販売、施設管理・保守などを行っています。

キューソー流通システムHPにそれぞれの仕組みや詳細が書いてあります

1.2.業績推移

過去5年前に比べ、売上高の伸びは大きくありませんが、利益は倍増しています。業務の標準化や合理化改善、効率化が寄与した結果のようです。

18/11月期の計画は、営業収益164,000百万円(前年比2.7%増)、営業利益5,000百万円(前年比2.2%増)、経常利益5,050百万円(前年比1.1%増)、親会社に帰属する当期純利益2,730百万円(前年比0.1%増)となっています。

キューソー流通システムHPより

2.総会について

2.1.総会の内容

報告事項の主な内容は以下の通りです。

17/11月期の業績は、営業収益159,722百万円(前年比4.4%増)、営業利益4,892百万円(前年比1.1%増)、経常利益4,993百万円(前年比1.1%減)、親会社に帰属する当期純利益2,728百万円(前年比5.6%増)となった。

・営業収益については、既存取引先が減少したものの、専用物流の新規・領域拡大が寄与し増収となった。

・利益については、燃料調達コストや人員増による労務費が増加したものの、業務の合理化改善や効率化により増益となった。

18/11月期の業績は、営業収益164,000百万円(前年比2.7%増)、営業利益5,000百万円(前年比2.2%増)、経常利益5,050百万円(前年比1.1%増)、親会社に帰属する当期純利益2,730百万円(前年比0.1%増)を計画している。

・埼玉県所沢市に低温ロジスティクスセンターを着工。19/3月に完成予定。

詳細は第52回定時株主総会招集ご通知をご覧下さい。

決議事項については全て可決でした。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.2.総会の質疑応答

質問:競合について?(あまり聞き取れませんでした・・)
回答:共同物流事業と専用物流事業に分けている。共同物流は他メーカーと共同で運んでいる。専用物流は店舗に直接届ける。物流全体が競合。

質問:監査委員会を設置していない理由は?今後の方針は?
回答:ガバナンス体制がしっかりしているかがポイントと考えている。執行役員制度を採用している。現時点ではしっかりやれているので、今の所設置の予定はない。

質問:新日本監査法人について
回答:2009年からやってもらっている。現時点では問題視するようなことは無い。引き続き依頼していく。

質問:新任監査役の経歴がおかしい?
回答:2009年の時は、キューピーから出向という形だった。2017年に転籍した。

質問:Eコマースについて
回答:宅配は請け負っていないが、仕訳して発送する部分は請け負っている。都市部の道路事情が厳しい所での配送の機能拡充に取り組んでいる。宅配と似ている所があり、構築されればBtoCサービスへの展開が容易になる。運送用の車の開発も行っている。まだまだ時間はかかるが期待して欲しい。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.3.事業説明会の内容

事業説明会の開催はありませんでした。

2.4.事業説明会の質疑応答

事業説明会の開催はありませんでした。

2.5.注目材料

特にありませんでした・・

2.6.お土産

お土産は「キューピーハーフ210g」「ヴェルデ ディスペンパック きなこ&沖縄県産黒糖味」「ヴェルデ ディスペンパック 濃い抹茶&ミルク風味クリーム味」でした。
我が家の朝食はパンの事が多いので助かります(笑)

3.投資判断は?

3.1.株価水準

株価:2,554円(2/22終値)
EPS:219.66円、BPS:2727.51円、配当:44円
PER:11.63倍、PBR:0.94倍、配当利回り:1.72%
ROE:8.05%、ROA:3.55%
※EPS等は会社予想を参照

今後大きく伸びる事業では無いし、業績が極端に悪化するような事業でも無いので、解散価値であるPBR約1倍という株価水準は妥当かなと思います。

3.2.成長性

成長性はあまり無さそうですが、共同物流事業は他社と協力し合って運送する形態なので、同じ会社である方が効率的な場合もあるはずで、そのような会社を吸収する事による拡大という事はあり得るのかなと思います。

3.3.まとめ

・株価水準は妥当

・成長性は無いが、食品物流なので安定性が高い

食品物流という社会インフラとして無くてはならない会社である事は間違いないので、キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視している方であれば十分投資対象になるのではないでしょうか?

・他の総会情報はこちら→総会おじさんが行く


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