アクトコール(6064)株主総会に行ってきた。

総会おじさんです。

今回はアクトコールの第14回定時株主総会に行ってきました。(2018/2/26)

せっかく参加したので総会で得た材料や投資判断についてまとめてみました。

是非ご参考にして下さい。

この活動の目的などはこちら→株主総会で投資の幅を広げよう

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1.アクトコールってどんな会社? 

1.1.事業概要

アクトコールは、「今日の笑顔と感動、未来(あした)の夢と幸せ」を経営理念に掲げ、住生活に関する事業・不動産事業・決済事業など幅広く展開している会社です。

主な事業は以下の通りです。

<住生活関連総合アウトソーシング事業>
暮らしの「困った!」を解決する『緊急かけつけサービス』、生活に関わる業界向けの『コンタクトセンターサービス』、その他住生活に関わるサービスの開発・提供を行っています。

<不動産総合ソリューション事業>
不動産開発プロジェクトへの参画、独立開業の支援、リノベーション、サービスオフィス運営等、不動産に関わるあらゆる課題に対してソリューションを提供しています。

<決済ソリューション事業>
不動産管理会社や不動産オーナー向けに家賃決済代行サービス『insite』を提供しています。

<その他>
AIによる次世代コールセンターシステムの開発事業や飲食店舗の運営・FC展開事業などを行っています。
表参道にある「パンとエスプレッソと」というカフェが人気みたいです。

※画像・説明等はアクトコールHPより引用

1.2.業績推移

売上高については右肩上がりで順調に拡大しています。

利益についても売上増加に伴い拡大傾向にありますが、やや波があります。

18/11月期は、売上高5,507百万円(前年比27.8%増)、営業利益378百万円(前年比3.2%増)、経常利益300百万円(前年比3.6%減)、親会社に帰属する当期純利益114百万円(前年比8.5%減)を計画しています。

2.総会について

2.1.総会の内容

報告事項の主な内容は以下の通りです。

17/11月期の業績は、売上高4,308百万円(前年比6.1%増)、営業利益367百万円(前年比52.7%増)、経常利益312百万円(前年比30.0%増)、親会社に帰属する当期純利益125百万円(前年比12.6%減)となった。

・対処すべき課題として、住生活関連事業は会員制サービスの強化、不動産事業は賃貸物件を保有し安定的な収益の確保、決済事業は家賃以外の生活に関わるサービスの開発や新規参入、AIやBtoCなど新たな成長事業の創出に取り組む。

詳細は第14回定時株主総会招集ご通知をご覧下さい。

決議事項については全て可決でした。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.2.総会の質疑応答

質問:今後も多角化を進めるのか?
回答:時代の流れを見ながら、暮らしが豊かになる事やありがとうと言ってもらえる事業にチャレンジしていきたい。

質問:個人株主に対する考えは?
回答:長期的に良かったと言ってもらえるような会社を目指す。

質問:不動産事業で、減収増益の理由は?
回答:不動産の取引額が売上高となる。売却の際の差額によって利益が変わる。(回答がよく分からなかったので、省略)

質問:空き家市場について
回答:800万件あると言われている。価値が無いものが大半。社会問題になっているという事は困っている人がいるという事。新たな成長分野の一つとして考えていきたい。

質問:民泊やシェアハウスについて
回答:民泊については何らかの新しいビジネスを構築していきたい。シェアハウスについては銀行の考え方が変わる。慎重に取り組んでいきたい。シェアオフィスは運営している。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.3.事業説明会の内容

事業説明会の主な内容は以下の通りです。

・幼少期から現在に至るまでのエピソードや経歴の話。

・経営者としての社会貢献は雇用の創出1万人を目標。1,000年継続する企業を作っていきたい。継続する事が一番大事だと思っている。

・会員事業や決済事業がストック事業として安定的なビジネス基盤となっている。

・今ある事業が無くなっても会社が継続するよう、ストックがある間に新規事業にチャレンジしていきたい。ストックを伸ばしてチャレンジし、新たな成長の柱を構築していく。キャッシュフローを大事にしながら取り組んでいく。

・世界中からありがとうと言ってもらえる事業を作っていきたい。

・空き家・民泊のビジネスを一日も早くIRできるよう取り組んでいる。

株主の方と屈託のないコミュニケーションができるような説明会を今後もやっていきたい。

事業の説明や今後の方針などの具体的な内容は分かりませんでしたが、社長の想い・人柄・考え方が伝わってくる説明会でした。来年もこのような事業説明会になるようなので、興味のある方は是非参加してみて下さい(笑)

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.4.事業説明会の質疑応答

質問:時価総額の目標は?
回答:ひとケタ以上変わるような目標を置いている。ただ、あくまでキャッシュフローを優先したい。

質問:アクトコールの由来は?
回答:社員が決める会社にしたい。社員から公募し、投票した結果。アクティブに叫ぶという意味。

質問:自社商品を出してたら?
回答:前向きに検討します。(多分カフェの商品のこと)

質問:田端取締役の持ち株が無いが理由は?
回答:特に理由は無いが、持ってもらう方針はある。

質問:パンとエスプレッソの展開は?
回答:ライセンスで展開していきたい。

質問:エージェント化について
回答:REMAXの仕組みがエージェント。当社の社員がエージェントになるわけではない。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.5.注目材料

『事業説明会』
社長の想い・人柄・考え方が伝わってくる説明会でした。株主に対して「この会社を経営しているのはこんな人ですよ」と伝える姿勢はとても素晴らしいと思います。事業の状況や成長戦略についてはあまり分からなかったのが少し残念ですが・・笑

『事業展開』
ストック事業を伸ばし、ストックがある間にチャレンジし新たな成長の柱を構築していく、また、「暮らしが豊かになる」「世界中からありがとうと言ってもらえる」ような事業を作っていくとの事でした。
ちなみに、現時点では飲食事業・音楽事業・AI事業などに取り組んでいるようです。

2.6.お土産

お土産はありませんでした。

3.投資判断は?

3.1.株価水準

株価:1,099円(2/26終値)
EPS:14.96円、BPS:120.44円、配当:5円
PER:73.46倍、PBR:9.12倍、配当利回り:0.45%
ROE:12.42%、ROA:1.85%
※EPS等は会社予想を参照

1/5に出たプレスリリースで株価が大きく変動したように、ReFintech(リ・フィンテック)への期待感が先行しての株価水準となっているようです。

どのくらい利益に影響するか分からないので、割高なのか割安なのかの判断はできません・・

ReFintech(リ・フィンテック)・・・不動産テックとファイナンステクノロジーの造語のようです。

3.2.成長性

上記のような注目される事業にも携わっている事から、そういった面での成長に期待できるかもしれません。

また、「暮らしが豊かになる」「世界中からありがとうと言ってもらえる」事業というのをキーワードしている点は、潜在的な成長性があるように私自身は感じました。

3.3.まとめ

・ReFintech(リ・フィンテック)といった新技術への期待感が先行しての株価水準だと思われるので、割高・割安の判断はつかない。

・成長性はありそうだが具体性に欠けるので、一概に期待できそうとは言い切れない。

社長の熱意や想いは伝わってきましたが、具体的に「○○の分野で○○の強みを生かし○○の事業を展開する事で競争力のある形で成長を目指す」みたいなイメージが付かなかったので、私自身の投資対象にはなりませんでした。

ただ、一度でも事業説明会に参加すれば社長の人柄や熱意は十分に感じられるので、経営者重視で投資を行っている方であれば、来年の株主総会に参加してみてから判断すると良いでしょう。(18年は11/27が権利付き最終日です)

・他の総会情報はこちら→総会おじさんが行く


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