リブセンス(6054)株主総会に行ってきた。

総会おじさんです。

今回はリブセンスの第12回定時株主総会に行ってきました。(2018/3/27)

せっかく参加したので総会で得た材料や投資判断についてまとめてみました。

是非ご参考にして下さい。

この活動の目的などはこちら→株主総会で投資の幅を広げよう

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1.リブセンスってどんな会社? 

1.1.事業概要

リブセンスは、「幸せから生まれる幸せ」を経営理念に掲げ、求人情報サービスや不動産情報サービスを展開しています。最年少上場社長の会社として話題になったので知っている方も多いでしょう。また、求人関連の『成功報酬型モデル』の先駆けです。

主な事業は以下の通りです。

<求人情報メディア事業>
『マッハバイト(旧ジョブセンス)』、『転職ナビ(旧ジョブセンスリンク)』、『転職会議』といった求職関連のサービスを提供しています。
特徴はやはり『成功報酬型モデル』という点です。

<不動産情報メディア事業>
賃貸不動産情報サービスの『DOOR賃貸』や不動産売買サポートサービスの『IESHIL(イエシル)』を提供しています。

<その他事業>
医療情報サイト『治験ノート』、発注業者検索サービス『アイミツ』、ECサイト『waja』などを提供しています。

※説明、画像等はリブセンスHPより引用

1.2.業績推移

売上高に関しては順調に拡大を続けていますが、利益に関しては13/12月期をピークに減少傾向にあります。

しかし、苦戦しているものの赤字に転落した事はありません

18/12月期の会社予想はありませんが、四季報によると、売上高7,000百万円(前年比10.2%増)、営業利益100百万円(前年比55.0%減)、経常利益100百万円(前年比78.1%減)、親会社に帰属する当期純利益100百万円(前年比67.3%減)となっており、今期も利益が落ち込む予想となっています。

※14/12月期より連結決算

2.総会について

2.1.総会の内容

報告事項の主な内容は以下の通りです。

17/12月期の業績は、売上高6,350,770千円(前年比18.3%増)、営業利益222,123千円(前年比56.9%減)、経常利益457,217千円(前年比20.4%減)、親会社に帰属する当期純利益306,853千円(前年比980.5%増)となった。

ジョブセンス→マッハバイト、ジョブセンスリンク→転職ナビに名称変更を行った。

・求人情報メディア事業は、『転職会議』が大きく伸びたものの、広告投下の増加などにより増収減益となった。

・不動産メディア事業、Eコマース事業、その他事業は増収増益(その他事業は赤字幅縮小)となった。

・当初予想よりも利益が上振れたが、投資をするという課題においてはスピード感が無かった。

・今期はマッハバイトと転職会議に注力。

・オンライン化されていないリアルなデータを、独自のアナリティクス基盤と機械学習基盤により価値へ転換しサービスの改善を行う。

・wiz社との合弁会社であるリブセンスコネクトで転職会議ビジネスの販売拡大を行う。wiz社の営業力を活かす。

・スターツコーポレーション社との合弁会社であるフィルライフで住まいのミカタというサービスを行う。

・18/12月上期は、売上高3,500百万円、営業損失100百万円を計画。

・マッハバイトのプロモーション費用、リブセンスネクストとフィルライフの立ち上げ費用、エンジニアやディレクターの人材投資などにより費用が先行する。

詳細は第12回定時株主総会招集ご通知2017年12月期決算説明会資料ご覧下さい。

決議事項はありませんでした。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.2.総会の質疑応答

質問:営業利益率の目標は?
回答:成功報酬型のモデル。広告を出して利益が出るなら広告を出す。広告費が高ければ利益率は下がる。利益率では無く利益総額を重視している。一人当たりの営業利益額が大事になる。

質問:不動産事業について
回答:サービスごとの割合は非開示だが、DOOR賃貸が占める割合が多い。

質問:従業員数増加について。エンジニアの割合は?
回答:営業については、パートナーの力を借りるのが最良と判断。採用はメディア開発やサービス設計の人材が増える。

質問:桂氏について
回答:プロモーション等で引き続き活躍している。

質問:機関投資家へのIRは?
回答:中里が中心で年間100社程まわっているいる。時価総額の水準として、機関投資家が買う水準に及んでいない。継続的なコミュニケーションを取り、一定の規模になった時にアプローチしていく。個人向けには年2回。

質問:配当は?
回答:先行投資を行いたい。事業規模拡大に注力。規模拡大により株価を上げる事が第一と考える。

※録音等はしていないので聞き間違いや漏れなども多々ありますのでご了承下さい。

2.3.事業説明会の内容

事業説明会の開催はありませんでした。

2.4.事業説明会の質疑応答

事業説明会の開催はありませんでした。

2.5.注目材料

特にありませんでした・・

全体的を通して、「今後期待できる」と思わせるような印象は受けませんでした・・

2.6.お土産

お土産はありませんでした。

3.投資判断は?

3.1.株価水準

株価:515円(3/27終値)
EPS:3.55円、BPS:121.25円、配当:0円
PER:145.07倍、PBR:4.25倍、配当利回り:0%
ROE:2.93%、ROA:2.30%
※EPS等は四季報予想を参照

PER約145倍とかなり高い数値となっています。PER20倍水準になるには、EPSは約26円必要ですが、利益に換算すると7億円必要になります。

3.2.成長性

成果報酬型のモデルは今となっては珍しいものでは無く、求人情報サービスや不動産情報サービスも珍しいものではありません。リブセンスのサービスでなくてはならない理由が見当たらないので、成長性に関しては正直何とも言えません。

3.3.まとめ

・成長のイメージが湧かない。

・総会を通して、「今後期待できる」という印象を受けなかった。

・株価水準的にも上記理由から割高だと思われる。

投資対象としてはなかなか手が出し辛いのかなと思います。

ただ、最年少で上場させた地力は必ずあるはずなので、いずれは大きく飛躍する可能性は十分にあると思います。その可能性に期待して保有してみるのも良いのかも知れません。7億円以上の利益が将来出せるのなら、今の水準は間違いなく買いです。

・他の総会情報はこちら→総会おじさんが行く


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